みなさまいつもお世話になっております。
小学校受験コーチのかけるです。
先日、春期講習や夏期講習などの季節講習を受講する際の注意点についてお話ししました。
(まだ読んでいない方は以下からぜひご一読くださいね。)
前回の記事では、特にお教室の営業スタイルや講座の取り方について、しっかり考えて選択することが重要であるという点に触れました。
しかし、講座を受ける上で、もう一つ意識してほしい大切なことがあります。
それは、「講座の数や内容よりも、学んだことをしっかり定着させる時間を確保できるかどうか」です。
目次
お教室=受験対策のペースメーカー
個別面談をさせていただいた際にもお伝えしていますが、お教室の授業は受験対策のペースメーカーとして機能するものです。
どういうことかというと、「この時期にはこれくらいの学習を進めておくべき」「授業の内容をその都度しっかり理解し、受験までに確実に仕上げていく」――こうした学習の道しるべのような役割を果たします。
独学で進めようとすると、「どのタイミングで何を学習すればよいのか」が分からなくなることもありますよね。
しかし、お教室の授業があれば、そのペースを参考にしながら家庭学習のスケジュールを組み立てることができます。
つまり、授業を受けて終わりではなく、それを家庭でどう活用するか・定着させるかが非常に重要なのです。
すべての講座が必要とは限らない
お教室の講座を検討する際に、一つ覚えておいてほしいことがあります。
それは、「すべての講座が本当に必要とは限らない」ということです。
お教室の視点に立ってみると分かりますが、教室運営もビジネスです。
利益を上げるために多様な講座が用意され、保護者のニーズに合わせて細分化されています。
そのため、提供される講座すべてが必ずしもお子さんにとって必要なものとは限りません。
「この時期にこの講座がありますよ」と案内されても、「それが本当に自分の子どもに必要かどうか」は、慎重に判断する必要があります。
単に「良さそうだから」「先生が勧めているから」と受講を決めるのではなく、
「予算に見合った講座なのか」
「お子さんの現在の学習状況に合っているのか」
「受講後にしっかりと復習・定着させる時間が確保できるのか」
こうした点を考えた上で、講座を選択することが大切です。
講座を受けるだけでは意味がない!
大切なのは家庭での復習時間
どれほど充実した講座を受講しても、その内容を家庭で復習しなければ学習効果は半減してしまいます。
たとえば、1日みっちり勉強しても、復習しないまま1週間が経てば多くのことを忘れてしまうものです。
それでは、せっかくの講座が身につかないままになってしまいます。
大切なのは、「お教室で学んだことを家庭でしっかり定着させるサイクルを確立すること」です。
これは受験勉強において、最も重要なポイントと言っても過言ではありません。
そのためには、家庭学習の時間を確保することが不可欠です。
例えば、行動観察の講座を受けた場合、その場での学びだけで完結させるのではなく、講座で取り組んだ課題を家庭でも再現し、シミュレーションしてみることが大切です。
「ここではどういう行動をとったのか」「なぜそのような発言をしたのか」などを振り返る時間を設けることで、より深い理解につながります。
ただ受講するだけでなく、そこで学んだことを家庭で再現し、定着させることが何よりも重要です。
限られた時間をどう使うか
ただ、日常生活の中で確保できる学習時間には限りがあります。
お仕事をされている方、家事や育児をされている方、小さなきょうだいがいるご家庭など、それぞれの事情によって自由に使える時間は異なります。
そうした限られた時間の中で、講習の内容を確実に定着させるためには、講座の取り方を慎重に考える必要があります。
講座の数が多すぎると、どれから復習すればよいのか迷ってしまい、タイムロスが生じます。
結果として、十分な時間が確保できず、学習が中途半端になってしまうことも。
そうなると、「たくさん受講したのに成果が出ない」という状況に陥ってしまいかねません。
受講のゴールは
「学んだことを定着させること」
結局のところ、お教室の授業は、単なる受講だけで完結するものではなく、その学びを家庭に持ち帰り、定着させることがセットになって初めて意味を持ちます。
だからこそ、講座を取る際には、「家庭で復習する時間を確保できるか」を逆算して選ぶことが重要なのです。
今後の学習計画を立てる際には、ぜひこのポイントを意識し、より効果的な学習環境を整えていただければと思います。
これからの受験勉強、無理なく、着実に進めていきましょう!
コメント